プログラミングスクールで効率よく学習を進めたい人全てが意識すべきたった1つのこと
当ブログは完全未経験からプログラマーを目指す人のためのブログです
どうも、神里です。ぼくは5月にTECH::CAMP(テックキャンプ)のWebアプリケーションコースを受講して、こういう記事を書きました。
上の記事では、テックキャンプを受講する前から終了まで、充実した一ヶ月にするために大切にした方がいいことについて書きました。今回は、その中でも特に大切にした方がいい考え方に焦点を当てて書いていきます。
プログラミング学習で大切なたった1つのこと
プログラミングスクールを受講するにあたって僕が最も大切だと思う考え方、それは、
「止まらず進み続ける」
ということです。
これを頭に入れるか入れないかで、カリキュラムの進捗具合はだいぶ変わってきます。ぼくは、この考え方を徹底したことにより、カリキュラムの達成度が認められ、テックキャンプ公式のエバンジェリストに選ばれた。
では、なぜ止まらず進み続けることが重要なのか?その理由について書いていきます。
1. 最初から完璧を求めても意味がない
プログラミングに慣れないうちから、カリキュラムを完璧に理解しようとしても、頭に入ってこないのは当然です。なぜなら、カリキュラムの中では今まで全く聞いたことのないようなフレーズが、どんどんと出てくるから。
- ルート
- モデル
- コントローラー
- ビュー
- マイグレーション
- アクション
- インスタンス
- メソッド
などなど、プログラミングを学び始めると、このようなフレーズが後から後からどんどん出てきます。こんな新しい知識を次から次へと吸収できる人なら、スクールに通わなくても確実にプログラマーになれるでしょう。
しかし、僕も含め多くの人はそうではありません。何度も繰り返し反復し、実際に使ってみないことには頭にはいらないのです。
人間の理解力・記憶力には限界がある。だから、最初から完璧に理解をしようとせず何度も何度も繰り返すことを前提に学んでください。
人は忘れる生き物です。いくら一生懸命覚えても、20分後には42%の物事を忘れてしまいます。つまり、一度に全ての物事を頭に叩き込もうとするのは、どう考えても効率が悪いということ。
2. モチベーションを維持するため
理解できないところや、プログラムがうまく実行できないところでいつまでも止まっていると、全然前に進まなくなりプログラミングがつまらなくなってしまいます。
そういう時は、さっさとメンターの方に質問をしましょう。せっかくお金を払って受講しているのだから、メンターを使いたおさないと本当にもったいないです。
「簡単に質問するのは自分のプライドが許さない」という人もいるかもしれないのですが、それならそもそもテックキャンプを受けるべきではありません。
頼らないと決めたら頼らない。
頼ると決めたらとことん頼る。
お金を払って受講するのであれば、メンターを頼りまくって当然です。全然前に進まなくなってモチベーションがなくなる前に、わからないことがあったらすぐ質問して解決しましょう。そうやって、どんどん次のカリキュラムに進むのが正しいスクールの使い方です。
3. 全体像をつかんだほうがいい
プログラミングでは、全体のつながりを理解することが大切です。「あそこでこうするとこうなるから、それが結果的にこうなる」的な。だからこそ、一つの場所にこだわって理解しようとしてもあまり意味がありません。
大切なのは、さらっと全体を理解してから、その後本腰を入れて勉強するようにすること。そうしなければ、一つ一つのコードの意味や、動作のつながりを理解することはできないのです。
実際に僕は、プログラミングの大まかな全体像を理解してから、一気にカリキュラムの内容が頭に入ってくるようになりました。コード間のつながりは、全体像を理解して初めて可能になるということを頭に入れておいてください。
バックグラウンドとなる知識がないうちから細かいことにこだわっても、なかなか頭には入ってきません。 まずは、どんどん前に進んで全体像をつかむことを意識しましょう。そうすると、知識の一つ一つにつながりが見出せるようになるので、学習がとても楽しくなりますよ。
まとめ
プログラミング学習に関しては、どんどん前に進んでいったほうが学習効率が上がり、モチベーションの低下も防ぐことができます。最初から神経質に全部を完璧にしようとすると、精神的に絶対もちません。
プログラミングでは、一文字でも間違えば先へ進めなくなります。そして、その一文字を見つけようとすると、素人の場合は多大な労力と時間がかかる。だから、わからない部分はすぐにメンターに聞いて、どんどんと前へ進みましょう。
「あれ?これ本当に頭に入ってる?」
理解度が薄い状態でどんどん前に進むと、時としてこういう疑問が浮かぶかもしれません。ですが、特に心配しなくても大丈夫です。定期的に復習をすれば、知識が定着しているのを実感できます。僕は教材の2週目が最も勉強になりました。だから、恐れることなくどんどん前に進みましょう。