口内炎が一生続くベーチェット病という難病患者にエンジニア転職のコンサルをすることになった話
当ブログは完全未経験からプログラマーを目指す人のためのブログです
誰もが一度は口内炎になり、思わず顔をしかめるようなあの激痛を体験したことがあるのではないでしょうか?
口内炎になった時は、なんだか毎日ゆううつな気分になりますよね。
しかし、その状態も1~2週間経てば必ず元に戻ります。
そこまで深刻に考える人はいないでしょう。
さて、ここであなたに質問です。
もし、その口内炎が一生治らないとしたら、あなたはどういう気持ちで毎日を過ごしますか?
きっと、食事もそれほど楽しみではなくなるのではないでしょうか?
誰かと話している時でさえ、口を動かすたびに痛みで顔をしかめるかもしれません。
あなたはそんな人生を想像したことがありますか?
今回は、そんな症状が出る難病を抱えたある女性のお話です。
- ベーチェット病という難病
- 彼女がプログラミングを学ぶ理由
- エンジニア転職コンサルをすることになった
- ブログコンサルもやることにした
- ぼくが日本社会に感じる不安
- 難病患者に仕事を与えられるようになりたい
- まとめ
ベーチェット病という難病
彼女が抱えているのは「ベーチェット病」という原因不明の難病です。
この病気の症状は以下の通り。
口内炎
ベーチェット患者は、必ずと言っていいほど口内炎を発症します。
しかも、一時的なものではありません。
再発と治癒を繰り返します。
つまり、口内炎の状態がずっと続くのです。
それに、ベーチェット病の場合は普通とは違って、舌や歯茎にも口内炎ができます。
皮膚症状
ベーチェット病では、痛みを伴うにきびのような赤い斑点 が頻繁に発生します。
これに関しても、口内炎のように再発と治癒を繰り返し、慢性的にその症状が出ます。
そのため、カミソリ負けもよく起こるそう。
女性の方にとって、この症状が出るのはかなりつらいですよね。
外陰部潰瘍
口だけでなく、陰部にも口内炎と同じような潰瘍ができます。
こちらは境界がはっきりした潰瘍で、かなり強い痛みを伴うことがあります。
この症状は患者さんにとって言いにくい内容となりますが、ベーチェット病特有の症状なので、診断に関して重要な手掛かりとなります。
眼症状
こちらは男性にみられることが多く、 重症化するのも男性が多い症状です。
具体的には、目の痛み・充血・視力低下などが現れます。
発作を繰り返すと視力が徐々に低下し、なんと失明することもあるようです。
副症状
上にあげた主症状に加え、他にも以下のようなたくさんの副症状が起こります。
- 消化器病変(消化器に潰瘍が現れる)
- 神経病変(頭痛、ふらつき、手足の麻痺)
- 血管病変(血栓や血管瘤)
- 関節炎(腫れや痛み)
- 副睾丸炎(腫れや痛み)
ベーチェット病患者は、これらの副症状も主症状と同時に併発する可能性を抱えているわけです。
彼女に聞いた話では、健常者の風邪気味くらいが常に続いているような状態だそう。
また、現れる症状により有効な処置が違ってくるため、今はまだ明確な治療法が確立されていないようです。
彼女がプログラミングを学ぶ理由
そんな難病を抱えた彼女が、なぜぼくにエンジニア転職コンサルの依頼をしてくれたのか?
ぼくは気になって理由を聞きました。
手に職をつけるため
ベーチェット病では免疫が落ちるため、平日でもいきなり体調を崩して仕事を休むことがあるようです。
そのため、他の人と同じように働くことができません。
体にハンデがあるからこそ、他の人にはないスキルを身につけることで自分の価値を高めなければいけないのです。
自由な働き方を実現するため
プログラミングスキルを身につければ在宅でもかなりの収入を得ることができます。
そうすれば、時間にとらわれず、好きな時に好きなだけ仕事をして生活をしていくこともできるでしょう。
在宅なら、たとえ急に体調を崩したとしても誰の目も気にせずに済みます。
つまり、プログラミングスキルを身につければ自由な働き方が手に入るわけです。
エンジニア転職コンサルをすることになった
以上のような理由で、ぼくは彼女にエンジニア転職のコンサルをすることになりました。(料金は1ヶ月5000円)
これまでぼくが、プログラミング学習を始めてから転職を成功させるまでのノウハウを、これから全て伝えるつもりです。
このサービスに関しては、ブログでも全く募集をしていませんでした。
最初は、このサービスをやることすら考えていませんでした。
では、なぜ彼女にコンサルをしようと思ったのか?
それは、彼女が生きること・お金を稼ぐことに必死だったからです。
だからぼくも、その想いに応えることにしました。
「職場でも辛い思いをする毎日」を変えてあげたい
話を聞いてみると、今の職場でもなかなか彼女の難病に対する理解は薄いようです。
定時で仕事をあがるのも嫌な顔をされ、飲み会を断れば職場でのあたりが強くなる。
そんな環境の中で仕事をしているということを話してくれました。
この話を聞いて、なんだかぼくまで悔しくなりました。
彼女と話してみた感じ、人間性に問題があるとはとても思えません。
むしろ、ぼくの性格のほうが難ありなくらいです。
彼女は明るく素直でとても人当たりのいい子でした。
そんな子が、職場で理不尽な扱いを受けているのが悔しかったので、ぼくは全力で力になることを決めました。
ブログコンサルもやることにした
彼女がプログラミングを学ぶにあたって、ぼくはブログも併せてコンサルすることにしました。
確かにブログで結果を出すには時間がかかります。
きっと最初は大変な思いをするでしょう。
それでもぼくは、彼女にブログを始めることを強く勧めました。
その理由は以下の通りです。
不労所得が手に入るようになる
この段階に至るまでには、相応の努力をしなければいけません。
でも、一度軌道に乗れば、ブログは継続してお金を稼いでくれるようになります。
そうなれば、人並みに働くことができない彼女でも、いつかは人並み以上にお金を稼ぐことができるようになるはずです。
ベーチェット病を世間に認知させるため
ぼく自身、この病名を彼女から聞いて初めて知りました。
この難病は、おそらく世間的にはあまり認知されていないのではないでしょうか?
だからこそ、彼女の発信する情報は社会的に大きな価値があるのです。
そして、彼女の頑張る姿が他の患者の方々にもきっと勇気を与えるだろうと考えました。
悩みがネタになる
言い方は悪いかもしれませんが、これまで経験してきた辛いことも、ブログをやればすべてネタになります。
だからこそ、ある程度の不幸が起こっても前向きに生きていけるようになるのです。
人が頑張るために大切なのは、心の健康を保つことです。
そういう意味では、ブログを始めることが彼女の心の支えになると感じました。
仲間が見つかる
これも、メンタルケア的な要素が強いです。
きっと、情報発信を続けていると、同じベーチェット病患者からのコンタクトが増えるはずです。
そうすると、自分が抱えていた悩みを共有できるため、精神的にはかなり楽になるでしょう。
彼女が何か新しい挑戦をしたときに、仲間がきっと助けてくれるはずです。
以上の理由から、ぼくは彼女にブログを始めるように勧めました。
そのため、ぼくはエンジニア転職に併せてブログ運営のノウハウについても提供することにしました。
そして、このコンサルを始めるようになってから、ぼくは日本社会に対してある一つの不安を感じるようになりました。
ぼくが日本社会に感じる不安
もしかしたら、彼女と同じように周囲からの理解が得られなくて、つらい毎日をすごしている難病患者はたくさんいるのではないでしょうか?
そして、そのほとんどが「ネットを活用して収入を得る方法がある」ということを知らないのではないでしょうか?
いまは、会社に属さなくてもネットを活用すれば個人でお金を稼ぐことができる時代です。
パッと思いつく限りでは、webライター・データ入力・ブログ・プログラミングなどがあります。
個人でネットショップを開設して、自分の商品やノウハウを売るのもいいでしょう。
ネットで稼ぐのはそこまでハードルが高いことではありません。
なので、難病患者の方にはぜひ選択肢の一つとして「ネットを活用したビジネス」を考えていただきたいです。
そしてぼくは、このコンサルをやっていくうちに、ひとつ、近い将来実現したいことが見つかりました。
難病患者に仕事を与えられるようになりたい
これは、ライターでもプログラミングでも何でもいいのですが、とにかく難病患者に仕事を与えられるようになりたいです。
そして、充分な報酬を支払えるようになりたい。
例えば、ブログ記事を一本書いていただくと2000円とか、ウェブサイトを1ページ作っていただくと10万円とか。
いまはまだ十分な給料を支払えるような稼ぎはありません。
ですが、もしこのブログがもっと収益を生み出せるようになったら、そういうことにも挑戦したいなと思いました。
その手始めとして、これから彼女には一記事当たり2000円でライター業も任せてみるつもりです。
しっかりと報酬を支払えるようになるためにも、ぼくがブログで結果を残す必要がありますね。
がんばらねば。
まとめ
ぼくが彼女の人生に対して、どれだけ役に立てるかはわかりません。
ですが、できる限りのことをやってみます。
彼女の人生が少しでもいい方向に進めるよう、全力で協力します。
ぼくは、プログラミング学習を始めてから半年で転職を成功させることができました。
それに加え、今月はブログ収益が11万を超えました。
そのため、ある程度は質の高い価値提供ができるはずです。
少なくとも、料金以上の価値は絶対に提供することができます。
その自信を大切にし、さらに精進することを忘れず、価値ある情報提供に努めていきたいと思います。
ぼくにとって、これは今までにはない大きな責任の伴う挑戦となりますが、ただひたすら成功に向けて走っていきます。
もし、エンジニアへの転職や在宅ワークに関して有益な情報がありましたら、ご一報いただけると嬉しいです。
宜しくお願いいたします。