プログラミングスクールに「通うべき人」と「通うべきじゃない人」を完全未経験から転職したぼくがビシッと定義!
当ブログは完全未経験からプログラマーを目指す人のためのブログです
これからプログラミングを学ぼうと考えてるそこのあなた、勉強はどのように進めていこうとお考えですか?
ぼくも最初はそうだったのですが、プログラミングを勉強するとなると、
みたいなところありますよね。
確かに、スクールに通うと素晴らしい環境のもと勉強を進めることができます。
優れたメンターがいて、わかりやすい教材があって、綺麗なオフィスもある。あぁ素敵。
右も左も分からない不安だらけの初心者なら、スクールに通いたくなるのも無理はありません。
実際、ぼくもスクールを利用してプログラミングを学んだ立場です。
でもね、転職を終えた今になって思うのが
という事。
今は、プログラミング学習における素晴らしい教材が無料で利用できる時代です。
初心者の方が気づかないだけで、プログラミング学習に関するハードルは、5・6年前と比較するとびっくりするくらい低くなっているんですよ。
なぜなら、プログラミングに関していつでも質問できるサービスやオンラインサロンが、驚くほど充実してきているからです。
つまり、教材とメンターの両方を、スクールに通わず見つけることができるということ。
もはや、
という単純思考では、損をするだけの世の中となってしまいました。
そこで、
というあなたのために、スクールに通うべき人とそうでない人の定義をはっきりさせてみました。
ぜひ、今後の行動計画の指針にしてみて下さい。
賢い人なら、一切お金をかけずにプログラマーへ転職することもできますよ。
スクールに通うべき人
スクールに通うべきなのは、以下の項目に当てはまる人です。
1. お金よりも時間
もしあなたに金銭的な余裕があって、なおかつ短期間で高いレベルのスキルを身につけたいのであれば、確実にスクールに通った方がいいでしょう。
そうすれば充実した環境のもと、基礎から応用まで手取り足取り教えてもらえます。
2. 転職サポートを受けて大手に就職したい
スクールの大きな強みは、転職サポートが充実しているところです。
転職エージェントと提携をしているところもあるので、自分の力だけでは難しいような大手への転職も、スクールの力を借りれば成功率はグッと上がります。
3. フリーランスとして独立したい
フリーランスになると、サービスの企画・開発・ネット上への公開まで、一連の作業を一人でこなす必要があります。(外注すると恐ろしく高いので)
となると、その流れをスクールで一通り学んだほうが、ビジネスもスムーズに展開できるんですよね。
フリーランスとしてやってくためには、それ相応のハイレベルなスキルがないと生きていけないわけです。
4. ウェブサイトを作りたい
サイトを作りたい場合、メンターの方が一緒になって開発を進めてくれたほうが、圧倒的にスピードは速くなりますよね。
作ったサイトに広告を貼って副収入を得たり、ビジネスサイトを立ち上げ起業をしたいなんて方は、スクールで質の高いものを作り上げてリリースした方がいいでしょう。
これらは、初心者が独学で頑張っても、すぐに生み出せるものでは無いですからね。
それでは次に、スクールに通うべきではない人についてお話ししていきます。
スクールに通うべきでは無い人
もうお気づきだと思いますが、これまで挙げた項目と真反対の人は、スクールに通うべきではありません。
1. 高額の受講料を払わず転職したい
スクールに通うとなると、だいたい10万円以上の受講料を払う必要が出てきますよね。
そうすると、転職に伴う引っ越し資金や、次の給料が振り込まれるまでの生活費を確保しながら、受講料である10万円も支払う必要があるわけです。
これ、お金に余裕がないときは結構辛いですよね。
ぼく自身、前の仕事を辞めたあとの無給期間は結構不安でした。
50万以上の貯金があったにも関わらず、ですよ?
節約が最優先なら、スクールは全くオススメしません。
お金に関する不安は、精神衛生的にほんと良くない。
2. 転職できるだけのスキルさえ身につければいい
ぼくを見て分かる通り、プログラミングスキルのレベルが低くても、未経験からプログラマーへの転職は可能です。
たとえアラサーだったとしてもね。
ということは、プログラマーに転職するからといって、必ずしも高いレベルのスキルが要求されるわけではないということです。
実際、現場で働くとなると多くの場合が分業制で仕事を進めていきます。
つまり、自分の力だけで開発を完結させるケースはほとんどないということ。
だからこそ、一人で全ての工程をカバーできなかったとしても、プログラミングの基礎文法がしっかりと出来ているだけで、企業側からはものすごく重宝されるんですよ。
なので、完全未経験者を募集している企業の場合、そこまで身構える必要はないわけです。
みんな本当にビビりすぎ。
3. 即戦力にこだわりが無い
低スキルで転職した場合、いきなりプログラマーとして第一線で働くことはできません。
必ず、テスターなどの下積み経験を経て、成長する過程が必要になります。
そのため、「低スキルのまま転職し、実力をつけてからプログラマーになる」ということに抵抗がないなら、こっちの戦略を選ぶべきです。
一見すると遠回りのように感じられるかもしれませんが、この方がお金を稼ぎながら実務経験を積めるため、実際はスクールに通うより遥かに効率よくスキルを身につけることができます。
あなたも、ちょっと想像して見てください。
お金をもらえて勉強も出来たら、ほんと最高じゃないですか?
そういう戦略を思いつくと、スクールに通うのなんてバカバカしく思えてくるんですよね。
4. 学ぶ言語にこだわりがない
「Rubyを学びたい」とか「Swiftを学びたい」とか、特定の言語にこだわりがない場合は、わざわざスクールに通う必要はありません。
その場合は、面接官にウケが良さそうな言語を選んで、さっさと転職を済ませちゃった方がいいです。
実務経験を積んで1つの言語をある程度極めることができれば、他の言語を学んだ時にもびっくりするほど頭に入るようになりますからね。
つまり、後からいくらでも方向転換は効くわけです。
5. 今すぐ web サイトを作りたいとは思わない
スクールでは、「短期間で web サイトを立ち上げることができるレベルに到達する」ということを最終的な目標として掲げています。
つまり、その目標を達成することに興味のない人は、基礎的な部分だけを自分で学び、さっさと転職したほうがいいということ。
実力をつけて、将来的にフリーランスエンジニアとして働きたい人なんかは、企業の中で実力をつけるのがベストです。
というわけで、以上が「スクールに通うべきではない人」です。
上記の項目に当てはまっている人は、高額の受講料を支払ってまでスクールに通う必要はありません。
意外に思われるかもしれませんが、未経験者を採用している企業の場合、面接官が重視するのはプログラミングスキルではないんですよ。
採用担当者が注目する5つのチェックポイント
面接時に採用担当の方が注目するのは、以下の5つの項目です。
1. 可能性
いくらプログラミングスキルが優れていても、
と思ってもらわなければ、面接官は採用してはくれません。
あまり手間をかけずに育てることができ、なおかつ、稼働した時にも周りの方々とうまく仕事ができそうな人。
面接官は、そういった観点から人材をみています。
だって、成長の遅いプログラマーを雇っても、プロジェクトが炎上するだけですからね。
採用するなら、手間のかからなそうな人を欲しがるのは当然です。
だからこそ、面接を通して「この人ならすぐに伸びるな」と思ってもらうことが大切なんです。
2. 学ぶ姿勢
いくつかのプログラミング言語や、バージョン・データベース管理ツール、その他の周辺知識を自ら学ぶ姿勢は、たとえ未経験だとしても身についていなければいけません。
といいながら、自分ではなにも勉強してなかったら全く説得力ないですからね。
どう考えても、そんな人が入社後に活躍してくれるとは思えないじゃないですか?
参考書を買ったり、勉強会に参加してみたりと、自分から学ぶ姿勢をもつことはとても重要です。
そういう人は、面接でもかなりの好印象を与えることができるでしょう。
3. 明確な動機
面接で必ずと言っていいほど聞かれるのが
「前職はIT業界と全然違うのに、なぜプログラマーになりたいのか?」
という質問。
それに対して、どれだけ明確で説得力のある回答ができるかで、採用していただける確率は大きく変わります。
あなたは、本当にプログラマーになりたいの?
それとも、ただ今の仕事が嫌だから転職したいだけ?
ぜひ自問自答を繰り返し、「プログラマーになりたい理由」を明確にしましょう。
4. コミュニケーション能力
プログラマーは、スキルが重要なのはもちろんですが、それ以前に「人と円滑なコミュニケーションをとれること」が大きなポイントになってきます。
やっぱり、一緒に仕事をするなら、コミュニケーション能力の高い人がいいですよね。
それは、プログラマーに関しても一緒です。
スキルがあれば誰でもいいというわけではありません。
人と会話をしていて、結論ではなく理由から先にだらだらと述べてしまう人はかなり要注意です。
5. プログラマーとしてのビジョン
面接を受ける前から、
というビジョンは持っておいた方がいいです。
そうすることで、未経験からプログラマーへ挑戦する気持ちが本気であることをアピールすることができます。
それに、将来のビジョンがしっかりと定まっているほうが成長も早いですからね。
転職活動を始める前に、ぜひじっくりと「理想のプログラマー像」について考えてみてください。
ちなみに、ぼくの理想像は「めっちゃ作業量少なくて、めっちゃ成果出すプログラマー」です。
以上が、「採用担当者が注目する5つのチェックポイント」になります。
上記の項目に関してきちんと対策をすることができれば、転職が成功する確率はかなり高めることができるでしょう。
試しに、ちょっとだけプログラミング勉強して一社だけ面接受けて見たらどうですか?
もしかしたら、あっさり転職できちゃうかもしれませんよ。
まとめ
まとめると、スクールに通うべき人とそうでない人の定義はこうなります。
プログラミングスクールはもはや、「未経験者が必ず利用すべきもの」ではなくなりました。
これだけ無料で学習できる環境が整っているこの時代、視野を広げると良い学習方法は思った以上にたくさん見つかるものです。
先日、ぼくのブログに寄稿してくださった「修羅観音」さんなんかは、スクールに通わず Web サイトを立ち上げられるまでになってますからね。
プログラミングに関しては、完全に先を越されている状況です笑
なのでぜひ、
「自分は本当にプログラミングスクールに通う必要があるのか?」
ということをしっかりと考えて見てください。
もしかしたらあなたの場合、10万以上のお金を使うことなくプログラマーに転職することができるかもしれませんよ。
それでは最後にもう一度。