僕が人間関係を徹底的にドライに考える理由

 

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人は本来、人と触れ合うことが好きな生き物で、僕自身も基本的にはコミュニケーションを好みます。

 

しかし、誰にでも愛想良くするかと言われればそうでは無く、人間関係に関してはわりとドライな考えを持っています。

 

考えが合わないと感じればたとえ幼い頃からの友達だろうとスパッと縁を切るし、合うと感じれば出会ってすぐの人でも一瞬で打ち解ける。

 

僕は自分にとってメリットがない人との縁は一切大切にしません。

 

冷たいようですが、その考えがあるからこそ、今もこうして最高の仲間に囲まれながら楽しい日々を過ごせているわけです。

 

僕がなぜそこまで人間関係にドライなのか、今回はその理由をお話しします。

 

 

自分の好きなように生きたい

僕は自分の人生を他人に左右されたくない我が道を行くタイプの人間です。

 

自分が選んだ道で失敗しても全く後悔はないけど、人に指図されると、例え上手くいくとわかっててもやる気がでない。

 

ただし、本当に自分の尊敬できる人なら話は別ですけどね。

 

そして、僕自身がそういう人間だからこそ、何をやるにしても人に価値観を押し付けるようなことはしたくないわけです。

 

「僕の価値観は強制しないから、あなたの価値観も押し付けないでね」というスタンス。

 

もし、その人と考えが合わないとわかれば、スッと距離を置けばいいだけの話です。無駄に言い争っても仕方ないですからね。

 

お互いに無駄な時間を過ごさないためにも、合わない人とは距離を置くのが一番です。

 

 

人と価値観を合わせるのはめんどくさい

自分と価値観の合わない人がいると、一生懸命その価値観を擦り合わせようとする人がいますが、僕はそれが無駄に思えて仕方ありません。

 

なぜなら、人それぞれ持っている長所が異なるから。

 

議論することでその価値観をすり合わせるのは、一見するといいことのように捉えがちですが、一歩間違うとお互いの良いところを潰しかねないんですよ。

 

めちゃくちゃ闘争心のある人と、めちゃくちゃ温厚な人が価値観を擦り合わせようとしても、お互いの長所を潰し合うだけじゃないですか。

 

だったら、その時間を少しでも生産的なことに使ったほうがいいと思うわけです。

 

大切なのは、同じ方向を向いた仲間を見つけること。

 

議論している時間があるなら、価値観の合う者同士で集まって協力し合い、新たな価値を生み出すことに尽力したほうがよっぽど賢い時間の使い方ができますよ。

 

 

レベルの低い人達に合わせても上には行けない

僕の過去最大の失敗は、人間関係を無駄に大切にしてきたこと。

 

その結果、考えが合わない人達と価値観を合わせてしまい、無意識のうちに「非成功者」の思考が染み付いていました。

 

「そんなの無理だよ」

「できるわけないでしょ」

「それ結構難しいよねぇ〜」

 

一年半前、僕の周りにはそういう言葉が当たり前のように飛び交っていたのです。

 

マイナス思考の言葉を簡単に発することに疑問を感じながらも、「人の価値観は尊重しないといけない」と思い、僕は周りの人の意見をあまり否定せず生きてきました。

 

その結果、僕の頭にも無意識のうちにレベルの低い思考が身についていたのです。

 

しかし、フリーランスとして独立し、人生の主導権を自分の手で握ると決めてから、僕は同じ方向を向いた人達としか接点を持たないようにしました。

 

その結果、人間関係によるストレスは激減し、自然とモチベーションが上がるようになり、欲しい情報もどんどん集まるようになったのです。

 

人は結局のところ、自分より優れた存在をなかなか認めたがらない生き物。

 

だからこそ、周りに自分よりも一歩前に踏み出そうとする人がいると、どうしても否定をしてしまう。そしてその姿勢は、レベルの低い人ほど顕著に現れます。

 

他人を蹴落とし自己を正当化する。

 

僕はそれが嫌で、「レベルが低い」と感じる人とは一切連絡を取らなくなりました。

 

ちょっと寂しい気持ちもありましたが、やはりそれで後悔をしたことは一度もなく、僕にとっては今のところメリットしかありません。

 

 

自分の心の変化を大切にしたい

人に価値観を合わせていると、自分の心の微妙な変化に気づけなくなってしまいます。

 

もしかしたら、その心の変化は、自分の人生を良くするためにとても大切な気づきなのかもしれない。

 

もしかしたら、周りにいる人たちの考えが間違っていて、自分の方が正しいのかもしれない。

 

もしかしたら、自分はある特定の分野で素晴らしい才能を持った人間なのかもしれない。

 

そういう風に、何かピンとくるものがあった時、僕は自分の心に従って素直に動ける人間でありたい。

 

これは本で読んだ話なのですが、人が死ぬ時最も後悔するのは「やりたいことに挑戦しなかったこと」だそうです。

 

僕は後悔しながら死ぬような人生は送りたくない。常に、やりたいことに身軽に挑戦できる自由な自分でいたい。

 

だからこそ、人間関係には縛られたくはないわけです。

 

 

人間関係は勝手に最適化される

僕が心底思うのが、人間関係は勝手に最適化されるということ。

 

無駄にレベルの低い人に合わせることもないし、無駄に背伸びしすぎることもない。考えるべきは、自分のレベルや目標に応じて適切な人間関係を築けるかどうかです。

 

人生において大切な人達とは意識しなくても連絡を取るし、そうでない人は勝手に自分の元から去っていく。だからこそ自然の流れに任せるのが一番なんです。

 

無駄な情に流されず、ドライに考えるくらいがちょうどいい。

 

それが僕の人間関係に対する考え方です。