研究職で内定を獲得したぼくが大学院時代の就職活動で実践した9つのこと

 

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どうも、神里です。突然ですが、大学院生の就職活動って大変ですよね。 僕は大学院時代、研究にバイトに就活にと、まぁまぁ忙しい学生生活を送っていました。

 

だから、できれば早めに内定を勝ち取って、研究に集中したかった。でも要領が悪くて、結局内定が決まるまでに結構な時間がかかりました。就職先が決まらない期間は本当にきつかった。

 

そこで、この記事では「早めに内定を勝ち取りたい!!」という学生の方々のお役に立つために、ぼくが大学院で就職活動をした時、実際に行っていたことを反省点を含めてまとめてみました。

 

この記事を読むことで、少しでも就活の助けになれれば幸いです。

 

 

1. 就職先が決まるまで大学院に寝泊まり

就活をしていた時、僕は「就活と研究を両立させる上で1番効率の良い方法は何か?」を考え、就職先が決まるまで大学院で寝泊まりすることに決めました。なぜなら、大学院で寝泊まりすれば、寝る直前まで実験をしながらエントリーシートを書いたり面接対策をすることができるから。

 

幸い研究室にはソファーがあったので、寝袋を用意してそこで寝ていました。自分のアパートに戻るのは風呂に入る夕方だけ。それ以外の時間は全て研究と就活に当てる。

 

そういう風に重要なことに焦点を当てた環境を作ることで、研究と就活を両立することができました。

 

こういうこと書くと、結構ありえない生活のように感じると思うのですが、それでも一週間も同じ生活を続けると意外と慣れてきます。体調を崩す危険もあるため真似するかどうかは十分考える必要があるとはおもいますが、間違いなく効率は上がります。

 

夜中に1人で実験をするのは、ぶっちゃけ少し怖かったけど、それも1ヶ月くらい経つと慣れました。人間の適応力って凄いですね。

 

「結果を残すためには環境を作ることが大切」

 

それを学ぶことができたいい経験でした。

 

2. 就活生を集めて意見交換会

会社説明会や面接などで仲良くなった人たちを集めて、定期的に意見交換会を開いていました。

 

どんなことをしていたかというと、自分の強みや弱み、希望業種、希望職種、履歴書などをそれぞれが紙にまとめて、それをみんなで交換して読み合っていたのです。それから、お互いの悩みを共有したり就活に役立つ情報を教えあったりしていました。

 

これは、とても有益な時間だったと思います。同じ目標を持った仲間がいるだけで、かなり心強かった。

 

それに、孤独に就活するより何倍も高いモチベーションを保ちながら行動できました。また、自分の履歴書やアピールポイントに対して、客観的な意見やアドバイスをもらえるのも、就活仲間を作る大きなメリットです。

 

やっぱり、自分だけだと気付けない部分はたくさんありますからね。就活が終わった今でも付き合いのある友達もいて、本当に勇気を出して声をかけてよかったなと思っています。

 

いろんな人とつながって情報を交換したり、刺激を受けたり、客観的な意見を得るためにも、仲間を作ることはオススメです。

 

3. いろんな会社の採用試験を受ける

ぼくは、就活の前半は、経験値を上げるためいろんな業界の説明会に出席したり、採用活動に参加したりしていました。そうすることで、エントリーシートの書き方はだいぶうまくなり、書類選考は意外と通過できるようになってました。

 

ただ、ぼくが失敗したのは「会社を絞って選考を受けるという判断が遅すぎた」ということ。あまりにもたくさんの会社を受けすぎると、1社1に時間を割くことができず、それに伴い企業研究や面接対策の質も落ちてきます。

 

これに関しては「もっと早めに採用試験を受ける会社を絞っていればよかったな」とかなり後悔しています。 このようなことがないように気をつけて下さい。笑

 

ある程度書類選考を通過するようになったら,

そのタイミングで会社を絞って採用試験を受けた方がいいです。 ぼくはそれに気づくのが遅く、就活に注ぐエネルギーが分散され、面接対策が十分にできず、面接で落ちまくりました。

 

  

4. 就活になれたら会社を絞って採用試験を受ける

ある程度就活になれてきたら、希望する会社に力を注ぐため、数を絞って採用試験を受けましょう。ぼくは、そういうスタイルに変えてからは、なんと一発目の会社で内定をいただくことができました。

 

就活では、量と質のバランスをよく考えながら進めてい来ましょう。これを間違うと、いくらたくさんの会社を受けても内定なんてもらえません。

 

5. 友達と履歴書・エントリーシートを添削し合う

ぼくは、仲のいい友達と自己分析表やエントリーシートを交換していました。これも、客観的なアドバイスをもらえたり、人の良い部分を学ぶことができたりと、就活にとってかなりプラスになりました。

 

また、当時流行っていたmixiを使って、自分のいいところやダメなところを書いてもらっていたりもしました。かなり恥ずかしかったのですが、それでもやってよかったなと感じます。

 

今だったら、Facebookを活用して友達に意見を求めてみるのも、有効な手段なのかもしれません。友達の履歴書やエントリーシートをについてアドバイスをすると、逆に自分も勉強になりますからね。

 

この経験があったおかげで、研究室の後輩にも履歴書やエントリーシートの添削を頼まれるようになり、その後輩も書類選考をすぐに通過するようになりました。

 

6. 研究しながらエントリーシート作成

あまり大きな声では言えませんが、パソコンで研究データをまとめるふりして、エントリーシートを書いていました。ある程度自分の書いたエントリーシートや履歴書の文章をまとめていると、似たような質問があった時に、コピペだけで済むようになります。

 

まっさらな状態から文章を考えて書くのはとても時間がかかるため、あらかじめ文章をストックしておくの超重要。そうすると、就活の後半になればなるほど、一瞬でエントリーシートが出来上がるようになります。

 

当時は紙媒体での提出が多かったのですが、今はパソコンでのやり取りだけで完結するものも多い。なので、かなり効率は上がるはずです。効率化を図れば、エントリーシートを提出する労力は激減し、かなり多くの企業に提出できるようになります。

 

7. 履歴書やエントリーシートを社会人の先輩に見せる 

やはり、社会人の方々の生の意見は超重要です。ぼくは、実際に社会で働いている方々が自分の文章を見たときに、どういうことを感じるのかを知りたいと思い、社会人として働いている同じ大学の先輩たちに履歴書やエントリーシートを確認してもらいました。

 

結果的には特にダメ出しはなく、わりと好評だったのですが、いろいろとアドバイスをもらえて良かったです。社会人の先輩に認められたことで、自分の自信にもつながりました。

 

先輩に自分の文章を読んでもらうのは緊張するけど、やっておいたほうがいいですよ。現役で働いている人から認めて貰えば、自信がつくこと間違い無しです。

 

8. 面接対策はひたすら喋る 

ぼくは面接対策が圧倒的に不足していました。とにかく喋ることが下手だった。そのせいで、書類選考では受かるけど面接で落ちるというパターンがよくありました。

 

どうにかしないといけないと思い実行したのが、ごく単純な練習方法で「ひたすら喋る」ということ。どれだけ良い文章が頭に入っていても、それがぎこちなかったり、自信がなさそうな話し方だったら全く意味がありません。質問に対する答えは完全に自分のものにし、自然と出てくるようにしなければならないのです。

 

単純ですが、何度も話したいことを声に出して練習すれば、そのうち文章が頭に刷り込まれ、本番で緊張してもわりと自然に話すことができるようになります。面接においてはこの「自然さ」がかなり重要なポイントです。

 

なので、何度も何度も声に出して練習しましょう。喋れば喋るほど、面接は上手くなります。

 

9. 読書する

自分のモチベーションを上げるためにも、孤独な就活を乗り越えるためにも、読書をすることはとても重要です。自分が辛い時は好きな本を見つけて読んでみてください。きっと元気になれますよ。

 

ぼくは就活中にビジネス本や偉人伝を読むと、めちゃくちゃ元気が出ました。読書は人生を豊かにするために、とても重要なものです。

 

本はそこまで高いものではないので、お金に余裕があるのであれば、学生のうちにできるだけたくさん読んだほうがいい。続けておいて良かったと思える日が絶対来るので、ぜひ就活をきっかけに読書を続けてみてください。そのうち、身につけた知識がお金に変わる時がきますから。

 

まとめ  

大学院時代は、同じ研究室に就活生がいなかったということで、割と孤独な環境で就職活動がスタートしました。

 

それでも、無事に乗り切ることができたのは、仲間を見つけられたこと、周りの方々の協力があったこと、失敗をしながらも前向きに努力できたことが大きいのではないかと思います。

 

何か就活で辛いことがあったら、いろんな人の力を借りてみるといいです。それが友達であれ、先輩や後輩であれ、親であれ、本であれ、自分の周りにある手段は何でも使ってみることが大切。

 

就活では、行動力が大きなカギを握ります。ぜひ、できることを片っ端からやっていきましょう。