【絶対に稼げない】悪い文章の特徴5選
当ブログは完全未経験からプログラマーを目指す人のためのブログです
「良い寿司職人になりたいなら、美味い寿司を食べろ」
伝説の寿司職人、小野 二郎さんが言った言葉です。(マニアックでごめんなさい)
「良いものを作りたいなら良いものを知らないといけないよ」
私はそう解釈しました。
ライティングにも同じことが言えるのではないでしょうか?
「良い文章」と「悪い文章」を見分けられるようにならないと、良い文章を書くことはできません。
逆に、文章の目利きができるようになると、情報発信でもしっかりと集客できるようになるんです。
またそれだけではなく、文章力が上がると商談やセミナーでもセールストークが上手くなります。
私自身も、人の文章を分析できるようになってから発信力が伸びるようになり、文章だけで月100万円以上稼いだりといったこともできるようになりました。
この前は4万字以上の教材を執筆したのですが「文字数多くて最初は身構えていたけど、気づいたら夢中になって読んでいました」とありがたいお言葉もいただけました。
こういうお褒めの言葉をいただけるのが、文章書いて来て本当に良かったと思える瞬間です。
また、セミナーをやってても「面白かった!楽しかった!」と嬉しい声をいただくことが多く、ライティングスキルの凄まじさに驚いています。
まさか話し下手の私がトークでも人を楽しませられるようになるなんて。
とはいえ、「良い文章を書こう」と意識してもなかなか簡単にはできないですよね。
実際、ライティングのテクニックや型って非常に多いんですよ。
PASONAとかPREPとか、QUESTやCREMAなど、あれこれ良さげなテクニックを網羅しようとするとキリがありません。
初心者が時短で文章力を上げたいなら、意識すべきは「良い文章を書くこと」ではなく「悪い文章を書かないこと」です。
いくらライティングテクニックを活用したところで、悪い文章の書き方をやってしまえば全て台無しなんですよ。
デートでも、ばっちり髪型とか服装決めてきたのに、鼻毛が飛び出てたら全て台無しじゃないですか。
「絶対やっちゃあかんこと」をやると良い部分が全て帳消しどころか一気にマイナスになってしまいます。
というわけで、まず先にアンチパターンを知っといた方が、初心者の場合は明らかに損することがなくなります。
良い文章を目指すのはそれからでも遅くはありません。
というか、悪い文章を避けるように書けば、自然と良い文章に近づいていきます。
悪い文章とは
悪い文章とは「わかりにくい文章」です。
わかりにくければどれだけ有益な内容を書こうがその魅力は伝わらないですし、読者もファンになってはくれません。
「う〜ん、この人、たぶん頭はいいんだろうけどわかりにくいな、、、他の人のブログ読も」と思われて終わりです。
実際、わかりにくい文章って読者の滞在時間めっちゃ短いです。
だからGoogleからの評価も上がらず、SEOも弱くなってしまうのです。
文章がわかりにくければ、どれだけ時間をかけて書こうが、どれだけ熱い思いを込めようが全てが台無し。
だからこそまずは「悪い文章の特徴5選」を把握しましょう。
悪い文章の特徴5選
悪い文章の特徴は以下の5つです。
①結論が後に来る
②必要な情報が抜けている
③主語と述語の組み合わせが変
④修飾語の位置がおかしい
⑤主語がズレている
①結論が後に来る
結論が後に来る文章は非常に分かりにくいです。
文章の構成としてわかりやすいのは、結論を先に書いて、後からその理由を説明すること。
【悪い文章】
寝不足で疲れているのと、他の仕事も立て込んでいるんです。だから飲み会は欠席でお願いします。
【良い文章】
今日の飲み会は欠席でお願いします。なぜなら寝不足で疲れているのと、他の仕事も立て込んでいるからです。
上記のように、結論を先に言ってくれた方が圧倒的に早く話が理解できますよね?
何が言いたいかを先に伝えた方が読んでる側は楽なんです。
私は先日、近所のスーパーでこんなやりとりを見かけました。
レジの店員さん
「ビニール袋おつけしますか?」
おばさん
「あぁー、今日は家出る時に急いでてマイバッグ持ってくるの忘れちゃってねぇ〜、最近忙しくて大変なのよ。袋ください」
このやりとりを聞いて私が思ったこと。
「袋ください、でええやん」
私は心が狭いのでついそう思ってしまいましたが(笑)、
大半の読者もそのくらいシビアに自分のコンテンツを見ていると思った方がいいです。
だからこそ、何がなんでも結論を先に伝える。
この手の文章を手っ取り早く書きたいのであれば、PREP法を活用するといいです。
PREP法とは、結論から書き始める構成のこと。
要点を先に伝え、これを裏づける理由と具体例を示し、最後にもう一度結論を述べるという順に話を展開します。
以下の順番に当てはめて文章を書けば、それだけでわかりやすい構成になりますよ。
Point(結論):結論は、○○です。
Reason(理由):なぜなら、○○だからです。
Example(具体例):たとえば、○○があります。
Point(結論):したがって、○○です。
こうやって型に当てはめて文章を書けば最低限はOK。
ですが、ここで安心してはいけません。
型に当てはめた文章はわかりやすさこそあれ、「圧倒的につまらない」です。
最低限の文章を書いたら、自分の経験談やその時々の感情を混ぜ込み、エンタメ性を付与してあげましょう。
料理で言うと、「有益な情報→野菜や肉などの素材」「経験談→素材を引き立たせる調味料」と言う感じです。
素材だけでも美味いけど、調味料使いこなせればもっと美味しい料理ができる。
②必要な情報が抜けている
必要な情報が抜けていることも実はよくあります
【悪い文章】
アイスクリームを食べてすぐトイレに行きました。
【良い文章】
アイスクリームを一気に食べたら急にお腹が冷えて調子が悪くなり慌ててトイレに行きました。
やっぱり、できる限り詳細に書いてあげた方がわかりやすいですよね。
自分が把握していることは省略して伝えがちですが、その話を初めて聞く人は必要な情報が抜け落ちてると理解できません。
初めて聞く人でも一発で理解できるように、出来る限り詳細に情報を伝えることが大事。
特に情報発信では、誰が読むかわからないため、何も知らない人でも理解できるくらい徹底的に分かりやすく伝える意識が必要です。
情報を省略した文章だと読み手に考えさせることが多く、脳に負担をかけてしまうため離脱されやすいんです。
私も自己投資のために色んな本を書いますが、たまにめっちゃわかりにくい「ハズレ本」を買ってしまいます。
そういう本は頑張って読もうとしても眠くなるため、強制的に離脱しちゃうんですよね。
なので、読んでて眠たくなる本は睡眠導入剤として使ったりしてます。
③主語と述語の組み合わせが変
主語と述語が一致しない文章は非常に読みにくいです。
【悪い文章】
読みやすい文章の特徴は丁寧にわかりやすくするといいです。
【良い文章】
読みやすい文章の特徴は丁寧でわかりやすいことです。
このように、主語と述語の組み合わせがおかしいと違和感が凄い。
頭と終わりで文脈が一致していないため全く頭に入ってきません。
ライティングテクニックうんぬん以前に、こういう文章だとアホっぽく見えるため信頼してもらえないんです。
情報発信で大切なのは、「興味→信頼→行動」の誘導。
タイトルやアイキャッチ、序文で興味を獲得し、
記事の中身で信頼を獲得し、
記事の終わりに行動を促してコンバージョンさせる。
これが大事な考え方です。
せっかく1番目の壁である「興味」をクリアできても、
2番目の壁である「信頼」でつまづいてしまえば絶対にマネタイズは無理。
当然、主語と述語が一致しないと離脱される原因になってしまいます。
だから私も、自分の書いた文章は何度も何度も読み返して、違和感を徹底的に排除してます。
私の文章を最も読んでいるのは私。私の一番のファンも私。
あなたも、あなた自身の一番のファンになりましょう。
何度も何度も自分の文章を読み返すんです。
1日後に読み返しても良いし、1週間後に読み返しても良いので、時間を置いて自分の文章を読み返す習慣をつけましょう。
少し時間をおくと自分の文章も客観的に観察できるようになり
「うわぁ〜、めっちゃわかりにくいやん!」
ってなって赤面します。
文章力を磨くには誰もが通る道。
④修飾語の位置がおかしい
修飾語の位置にも気をつけましょう。
【悪い文章】
美味しそうな友達に教えてもらった東京の豊洲にある寿司屋に行きました。
【良い文章】
東京の豊洲にある友達に教えてもらった美味しそうな寿司屋に行きました。
この例の場合、「寿司屋」に対して「美味しそうな」という説明を加えたいですよね。
なのに、間に余計な言葉が入ると何に対する説明なのかがわかりにくくなるんです。
「美味しそうな友達」とか書かれると、「こいつ友達食ってんのかな?」って色んな意味で困惑してしまいますよね。
⑤主語がズレている
主語がずれているとほぼ確実に読み手は理解できない文章になってしまいます
【悪い文章】
お寿司を食べたらコハダの仕込みに非常にこだわっているんです。
【良い文章】
お寿司を食べたらコハダの仕込みに非常にこだわっていることがわかりました。
分かりにくい文章は一つの文章の中に二つの主語が出てきます。
「悪い文章」の例では、お寿司を食べたのは「自分」、コハダの仕込みにこだわっているのは「板前さん」、といった感じで主語が混在してるんです。
いきなり登場人物が二人になったらそりゃ読者は混乱しますよね。
ライティングの基本は「できる限りシンプルに書くこと」です。
シンプル is ベスト。
どんなに複雑な内容を文章にする時も、徹底的にシンプルにすることにこだわってください。
混じり気のない文章こそが美しい。
そう、我々は芸術を作り上げているのです。
まとめ
悪い文章とは「わかりにくい文章」です。
高度なライティングテクニックは置いといて、初心者であればまずは最初にわかりやすい文章を目指していきましょう。
【悪い文章の特徴5選】
①結論が後に来る
②必要な情報が抜けている
③主語と述語の組み合わせが変
④修飾語の位置がおかしい
⑤主語がズレている
どれも細かいことですがその細かいことの積み重ねで集客ができるかどうかが決まってきます。
「神は細部に宿る」
これを忘れないでください。
文章の大まかな構成も大事ですが、細かいところにまで気を配るのも大事。
どんなに有益な内容を発信していたとしても、わかりにくければ無価値になってしまいます。
あなたが一生懸命に調べて経験し、まとめあげた素晴らしいノウハウも、伝わらなければ何の意味もないのです。
文章は動画よりも情報量が圧倒的に少なくなってしまうため、わかりにくくなりがちなんですよ。
だからこそ、とにかく細部にまでこだわって書きましょう。
たとえその分野のど素人が読んでも、引っかかることなくスッと頭に入ってくるような文章が理想的です。
わかりにくい文章しか書けないのに高度なライティングテクニックを活用しようとするのは、
基礎が全然できていないのに派手なプレーばかりやろうとするサッカー部と一緒。
「お前はまず基礎練からやり直せや」ってなります。
それほど「わかりやすさ」っていい文章を書く上で大切な要素なんですよ。
売れる文章の最低条件は「わかりやすい文章」です。
まずはこの条件を満たすことを第一優先に考えてみましょう。
私のLINEの文章もわかりやすいので勉強のために絶対登録してください。