【時間・お金が無駄になる】あなたが損をする理由【赤字を出さない考え方】

 

当ブログは完全未経験からプログラマーを目指す人のためのブログです

 

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「もったいないから」

 

「せっかくここまでやったから」

 

「途中でやめたくない」

 

 

損失が出ているのに行動をし続けるこのような心理は、行動経済学の世界では「サンクコスト効果」と呼ばれています。

 

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サンクコストとは「すでにお金を使ってしまっていて、どうやっても回収できないお金」のこと。

 

 

注ぎ込んだお金や時間を回収しようと、無意味な行動をし続けてしまう危険な心理なので、ビジネスをする方は注意が必要です。

 

 

もし飲食店の社長だったら

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例えば、とある社長が飲食店のビジネスで開業資金として300万円使ったとしましょう。

 

 

でも、その事業は赤字続き。

 

 

普通だったら、その事業を途中でやめますよね?

 

 

しかし、社長本人の気持ちはそんな単純なものではありません。

 

 

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「投入したお金を回収したい」

 

 

「途中でやめるとこれまで使ったお金が全て無駄になってしまう」

 

 

そういう気持ちが強くなり、簡単には撤退できなくなってしまうんです。

 

 

数兆円の超大赤字になった事例

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実際の事例として有名なのが「超音速旅客機コンコルドの開発」です。

 

 

このプロジェクトではなんと、「数兆円」の赤字を出しました。

 

 

1962年、コンコルドは世界初の超音速旅客機として約4000円億円ものお金をかけて開発が進められます。

 

 

しかし、開発の途中でこのプロジェクトは大赤字になることが判明。

 

 

客観的に見ると絶対に途中でやめたほう良い。

 

 

しかし、ここで「サンクコスト効果」が働いてしまいます。

 

 

なんと開発は最後まで継続。

 

 

最終的にこのプロジェクトは数兆円の赤字になって終了。

 

 

このように、自分がビジネスをする側になると、途中でやめたほうがいい状況でもなかなか止めることができないんです。

 

 

投下したコストを回収しようと意地になり、大赤字にしてしまうことがある。

 

 

日常生活に潜むサンクコスト

この心理は日常生活の中にも潜んでいます。

 

 

例えば映画鑑賞。

 

 

映画館に行って2000円のチケットを買ったとしましょう。

 

 

でも、その映画が絶望的につまらない。

 

 

このままだと自分の貴重な2時間を無駄にしてしまいます。

 

 

途中で見るのをやめて他の楽しい体験をした方がよっぽど有意義。

 

 

でもここでサンクコスト効果が働いてしまいます。

 

 

「途中で見るのをやめると2000円が無駄になってしまう」

 

 

そう考えるとなかなか「途中で映画館を出る」という決断ができません。

 

 

やめる勇気も大切

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映画であれば損をしたとしてもたった2000円で済みます。

 

 

しかし、ビジネスでサンクコスト効果に踊らされてしまうと、最終的には何百万円も損する可能性があるのです。

 

 

「戦略的撤退」という言葉があるほど、ビジネスでは「止める勇気」も必要です。

 

 

「このビジネスは本当に継続するべきか?」

 

 

「投入するコストに対して対価が見合うか?」

 

 

「本当にこの先続けて未来はあるのか?」

 

 

自分のビジネスを客観的かつ冷静に考える必要があるのです。

 

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